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みなさん、シソジュースの作り方は知っていますか?
しその効能は?今回は「シソジュース」についてです。
しその効能とは?
漢方では、葉を蘇葉、種子を蘇子といって、
利尿、発汗、去痰、鎮咳などの薬として広く用いられています。
葉はひじょうに栄養価が高く、
とくにカロテン(ビタミンA)の多さは、
全野菜の中でもトップクラスです。
カルシウム、鉄分といった無機質も豊富で、
ビタミンもB1、B2、Cと豊富に含まれています。
しそといえば、あの爽やかな香りです。
芳香の成分はぺリアルデヒドというもので、
防腐・殺菌作用を持っています。
この防腐・殺菌作用によって、
生魚にあたることを防ぐ効果を発揮します。
しそは、さまざまな効能があることが知られていますが、
[icon image=”arrow3-r”]神経をしずめる働きもそのひとつです。
ふだんからしそを常食していると、
神経のイライラがおさえられ、精神安定に力を発揮します。
しその葉をもんで、陰干しにしたものを
煎じてお茶がわりに飲むと、良いでしょう。
神経がたかぶって眠れないときは、
寝る前にしそ酒を飲むと熟睡できます。
このしそ酒は、精神安定や不眠に効くだけでなく、
常用していれば胃を丈夫にする効果もあります。
また、しそには鉄分が多く含まれていますので、貧血にも効果的です。
しその香りは胃液の分泌を促すので、
食欲増進につながります。
葉を陰干しにしたものを粉末にして保存しておき、
薬味として使用すれば、健胃効果を期待できます。
[icon image=”arrow3-r”]お腹をこわしたときにしそ茶を飲むと、
下痢や腹痛が改善されます。
しその葉と花をきざんで熱湯を注ぎ、
お茶のようにして利用します。
陰干ししたその葉を細かくして飲んでも、
同様の効果を発揮します。
腹痛には、しその葉をきざんだものと、
梅干しの肉を熱湯に溶いて飲んでも効果的です。
このしそ茶を毎日飲んでいれば、
血行を促し、尿や汗の出がよくなるといわれます。
[icon image=”arrow3-r”]風邪を引いて咳が出るときにも、
しそ茶は効果的です。
しそは食べることによって、
神経痛やリウマチ、かっけをなおす効果があります。
しそ酒やしそ茶をいつも常飲していれば、
痛みが解消してきます。
[icon image=”arrow3-r”]しその葉は入浴剤として用いても、大変効果的です。
葉を適当にきざんで布袋に入れ、浴槽の中に漬けます。
よい香りとともに皮膚を快く刺激し、血行を促進し、
肌をなめらかにしてくれます。
とくにリュウマチや神経痛のお年寄りにお勧めです
しそジュースの作り方
ここではしそジュースの作り方についてです。
動画を紹介するので、ぜひご覧になってくださいね。
材料です。
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・赤シソの葉 約400g
・砂糖 700g~1kg(お好みで)
・クエン酸 約25g
・水 2L
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作り方です。
[colored_box color=”light‐red” corner=”r”]
①赤シソの葉をよく洗い、水分をよくきる
②水2Lを沸騰させ、①の葉をいれて5分ほど煮る
③ザル・布ふきんで濾してエキスをよく出す
④ ③にクエン酸と砂糖を入れる
⑤そのまま室温になるまで冷ます
⑥煮沸消毒した容器に入れる
⑦冷水、または炭酸で割って飲む
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しそジュースに入れるクエン酸の効果とは?
しそジュースと言うと、よくクエン酸ではなく、
お酢が使われるのですが、クエン酸をオススメします。
理由は、お酢は酸度がキツイからです。
お酢の酸は摂取量が多くなると、
胃腸の粘膜を痛めてしまうので、
胃腸が弱い人には体調不良の原因になります。
ですが、クエン酸には各栄養素の吸収を促進するだけでなく、
クレブス回路によりタンパク質・デンプン・脂肪等を、
エネルギーに変換してくれるのでダイエットにもより効果が期待出来ます。
当然、酸度もお酢のように強くありません。
クエン酸はよく聞く名前ですが、
このクエン酸にはどんな効果があるのでしょうか?
クエン酸の効果でよく知られているのは、
疲労回復効果ですね。
クエン酸は筋肉疲労などで蓄積された、
乳酸や余分な脂肪分を燃焼させてエネルギーにするため、
疲労回復効果が高まるのです。
その他にも肩こりや筋肉痛、肝臓病などの
予防・改善効果も期待できます。
また脳の神経疲労も和らげるので、
認知症の予防にも効果があるといわれています。