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痛風を食事から抑えるには、どうしたらいいのでしょうか?
薬だけではなく、生活改善からも治療していきたいですよね。
痛風に対して効果がある食事は?意外に知られていない?
痛風に対するクエン酸の効果と食品などを調べてみました。
今回は、食事から抑える痛風について紹介します。
痛風に対して効果がある食事とは?
痛風の食事療法は、完結に言って
「プリンヌクレオチド、略してプリン体」
を多く摂り過ぎないことです。
プリン体の摂取を抑えることは、「高尿酸血症」を抑えることに、なるからです。
でも、100%プリン体が含まれる、食事制限をする必要はありません。
飲食したらその分、排泄や運動などで消耗すれば±0になります。
一番良いのは、生活習慣・食事慣などのバランスをうまく行う事。
痛風に対しての食事は、気にしなくても大丈夫です。
「尿酸」の排泄方法は、尿や便により行われます。
なので、ある程度の水分が体内にストックされていないと排泄されません。
逆に見ると、水分量が、多くあればその分、「特に尿」が、排泄されて、それと同時にたくさんの「尿酸」も排泄されることにつながります。
痛風と診察された人は水分を毎日、多めに摂りましょう。
痛風の治療に効果的です。
痛風と診断されると病院側から渡される処方にも書いてあります。
水分の量は、毎日2リットル以上。
もちろん、塩分や糖分や炭酸が含まれない飲み物に限ります。
ベストな飲み物としては以下の通りです。
- 普通の水
ウーロン茶
普通のお茶
麦茶や緑茶
プリン体が、少ない食品だからといって多く飲食するのはあまりよくありませんね。
プリン体が少なくても品数の総カロリーが高くなってしまいますと体重の増加につながり、「尿酸」を増やす、原因にもなります。
平均体重に近い方はその体重を維持すように、重い方は少しずつ減量するように心がける事が大切です。
但し、突然の減量は、「尿酸」の排泄を阻害します。
逆に「尿酸値」が、上昇する恐れがありますので、
あくまでも、
- 「少しずつ」
- 「ゆっくりと」
が、とても重要で大切なことでしょう。
塩分も痛風の敵です。
摂取量としては、一日5~10g以下におさえることが大切です。
漬物や煮物には、たくさんの塩分が入っています。
できれば、治療中は、避けた方が無難だと思います。
その他では、ハムやソーセージなどの加工品も要注意です。
加工品はいろいろ混ざっていますからラベルを良く見ましょう。
それと、体には良いと思われがちな、味噌汁も気をつけて飲むことをお勧めします。
必ずしも悪いわけでは、ありませんが減塩味噌を使うとか、薄くするなどの、工夫が必要です。
痛風に対するクエン酸の効果とは?
医薬品ではありませんが、痛風には「クエン酸」が良いと言われています。
レモンや梅干しを食べると“酸っぱい”と感じる、あの酸味成分が「クエン酸」です。
「クエン酸」は、“酸”と付いていますが、
実は、アルカリ性成分で酸性成分と一緒になると中和するという性質があります。
その性質を利用して、排水口のヌメリ解消や電気ポットの洗浄に使用されています。
「クエン酸」は、人体にも非常に役立つ成分で害もありません。
そして、「クエン酸」の中和という性質は、痛風の人にもとても喜ばしい性質であることは、間違いないのです。
実際に、痛風・高尿酸血症の治療薬として、使われている『ウラリット』は、
- 「クエン酸カリウム」
- 「クエン酸ナトリウム」
が、主成分に含まれていて、強い酸性尿を改善し弱酸性尿にするというお薬です。
痛風時の尿は、強酸性状態にあることが多く、尿酸が溶けにくい状態にあります。
その、強酸性の尿をアルカリ性のクエン酸が中和し弱酸性に変えることで、尿酸が溶けやすくなり、体外に、排出されやすくなります。
尿酸が、体外に出て行けば尿酸値も下がりますから、痛風の予防・改善・解消に役に立つと考えられるのです。
「クエン酸」は身体に害を及ぼすものではありません。
疲労回復など、その他の効果も期待できます。
体内を弱酸性に保つためには、飲んだ方が良いのは確かです。
痛風を、予防・改善したいと考える人は、試してみてはいかがでしょう。
「クエン酸」はドラッグストアで購入できます。
クエン酸の作り方効果的な飲み方はこちら↓
https://eagles-fanzine.com/1012.html
クエン酸がとれる食事とは?
クエン酸は、レモンや梅干し、酢に含まれています。
クエン酸は体内で糖分からエネルギーを産生する過程で、作られる物質です。
運動などでエネルギー不足になった際、外からクエン酸を摂取することで、エネルギーを効率的に、産生できるようになります。
レモン汁や酢を炭酸などで、割って飲んだり、梅干しをひとつつまんだり、手軽に摂れますよ。
弁当などに梅干しを入れたり、お酢料理を考えてみてはどうでしょう?
まずは、予防・再発防止を徹底していきたいですね。
ぜひ参考にしてみて下さい。