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ブタクサ花粉アレルギーでお悩みの方、どうされていますか?
ブタクサとは、北海道以外のほとんどの地域で生息するキク科の花で、その花粉によって咳が出たり鼻水・鼻づまりの症状が表れるのが特長です。
2017年、関東地方でのブタクサ花粉の飛散時期とはいつ頃なのか、また、つらい目のかゆみを抑える方法と、その症状は、風邪かブタクサかを見分ける方法について取り上げましたので、ご覧ください。
2017年に関東でブタクサ花粉が流行する時期予想
関東では、8月~10月頃に発症する人が多いと思われます。
・ピークはいつ?
関東の飛散ピークは、10月と予想されています。
・終息時期はいつ?
10月には飛散が終わる見込みなので、11月には終息するでしょう。
目のかゆみを落ち着かせるコツ
・目を洗う
花粉症でお悩みの方は、帰宅後にすぐ顔を洗うという習慣がついているかと思いますが、仕事中などにかゆくなっても顔を洗えないことがほとんどだと思います。特にメイクしている女性はそうですよね。
しかし、トイレなどで目だけを洗ってすっきりさせることはできるかと思います。
目を洗うと言っても、水道水でバシャバシャするのではなく、「人口涙液」を用いて洗いましょう。
次のような「人口涙液型目薬」が売られていますので、参考にしてみて下さい。
ロート ソフトワン点眼液(第3類医薬品)
参天製薬 ソフトサンティア(第3類医薬品)
・部屋の掃除
花粉症でお悩みの方は、こまめに掃除機をかけたりしているとは思いますが、お部屋の隅を濡れ雑巾で拭いて一周すると、さらにアレルゲンがなくなります。
エアコンを使用している家では、フィルターがきれいかどうか時々チェックして下さい。
お布団は外に干さないようにされていると思いますので、布団用掃除機を使ったり、丸洗いに出すのもいいですね。
・空気清浄器
微細な物質も除去してくれる花粉症の方向けの空気清浄器を、すでにお使いの方も多いと思いますが、置き場所もポイントとなります。
できれば玄関近くと部屋のすみに置くと、花粉の侵入箇所と、花粉が移動して溜まっている箇所に置くことになり、かゆみの症状をおさえることに役立ちます。
・目薬をさす
次のような「抗ヒスタミン成分」の入った目薬が効果的と言われています。
- ザジテン AL点眼薬(第2類医薬品)
- 武田薬品 マイティア アルピタットEXα
・食事に気を付ける
添加物の多い食品は免疫力を下げてしまい、症状を引き起こしやすく、治りにくくなります。
インスタント食品やファーストフードやスナック菓子は避けて、発酵食品や飲料、化学調味料をおさえた料理を食べるようにしましょう。
また、鼻の粘膜を守り強くする働きのある栄養素と食品は、次のようなものです。
- ビタミンA 緑黄色野菜、鶏レバー、うなぎなどに多く含まれる
- ビタミンB2 葉菜類、レバー、うなぎ、卵、納豆などに多く含まれる
- ビタミンC ピーマン、キウイ、いちごなどに多く含まれる
ブタクサ花粉の症状か風邪の症状か?見分ける方法
- 天候・・晴れていて風の強い日に症状が強まると、花粉症の可能性が高い
- 鼻水・・サラサラで透明なのは花粉によるもので、粘りと色があるものは風邪
- 咳・・・風邪の場合は多く出るが、花粉の場合は咳よりくしゃみが多い
- たん・・花粉の場合はほとんどなく、風邪の場合はからむ
- 体力・・風邪の場合は、明らかに食欲が減ったり体のだるさが出るが、花粉の場合はほぼ変化なし
まとめ
・2017年に関東でブタクサ花粉が流行する時期は、8~10月ごろの予想
・2017年に関東でブタクサ花粉が飛散するピークは、10月の予想
・終息するのは11月ごろ
・目のかゆみを落ち着かせるコツ
人口涙液型目薬を使う
部屋のすみまで拭き掃除
玄関と部屋の隅に空気清浄器
抗ヒスタミン成分のある目薬を使う
ビタミンA、B2、Cを積極的に摂る
・ブタクサ花粉か?風邪か?見分け方ポイント
晴れて風が強い日に重いのは花粉症
サラサラ透明な鼻水は花粉症
咳よりくしゃみが多いのは花粉症
痰がからまないのは花粉症
食欲や体調に影響が少ないのは花粉症
いかがでしたか?
始めは風邪かと思うこともある「ブタクサ花粉アレルギー」の症状ですが、こういった点で確認できたり、目のかゆみをおさえる方法があるのですね。
勉強や仕事などに集中できるよう、自己ケアを行ってお大事にして下さいね。