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くしゃみや鼻水が止まらず、日常生活にも、
支障をきたすこともあるくらい、非常にやっかいなアレルギー性鼻炎。
個人のもつ体質と、関わりがあるのでしょうか?
子供の場合、改質改善法や漢方での、治療についても紹介します。
アレルギー性鼻炎の方にみられる体質とは?
よく「アレルギー体質」という、言葉を耳にしますが、
アレルギー体質とは、アレルギーになりやすい体質のことです。
原因は、遺伝的なものと、環境因子とが関係していると、
考えられていますが、明確な解明はされていないそうです。
アレルギー性鼻炎は、抗体をつくりやすい体質ということもでき、
この体質は、遺伝すると考えられています。
体質改善方法は?子供の場合
よく、ストレスはアレルギーによくないと聞きます。
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しかし、子供にとっては身体的な適度なストレスは、
副腎などの臓器を鍛え、正常な免疫を育てるために、とても必要なのです。
だから、子供は外でしっかり遊ばせて、
免疫バランスが、自分でとれる身体づくりをさせたいですね。
またさらに、アレルギー性鼻炎を改善させる対策として、
アレルギー反応が起きやすい、体質を改善させることがあります。
体質改善を図って、免疫バランスを、
正常化させることが大切です。
そのためには、以下のことを生活のなかで気を付けて、
体質改善を図りましょう。
意外に出来てそうでも、子供たちには、
出来てない事もあると思います。確認してみて下さい。
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・睡眠を十分に取らせる。
・適度な運動をさせる。
・バランスの良い食事を摂らせる。
・乾布摩擦で身体の抵抗力を鍛えさせる。
・冷たいものを食べさせ過ぎない。
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漢方を使って改善?子供の使用は?
現代薬は、目先の症状を抑えるにはよいのですが、
残念ながらアレルギー性鼻炎を治すことは難しいのが現状です。
一時抑えの効果を続けるために、
副作用の問題も大きくなっています。
そこで漢方薬の効果が、注目されています。
漢方薬の一時抑えの効果は、西洋薬ほどつよくないので、
場合によっては症状を抑えながら、漢方薬で治していくとよいでしょう。
また、体質改善を主要目的とする漢方薬と、
医食同源の考え方に基づいた食事への配慮で、
アレルギー性鼻炎を、改善させることができるそうです。
花粉症・鼻炎等で鼻水がとまらない。
うすい水様の痰を伴った、咳や鼻水がでる。
などの症状に対しては、
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)や、
苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)、
麻黄細辛附子湯(
等を使用するそうです。
症状が良くなった後は、体質改善として、
六君子湯(りっくんしとう)や、八味丸(はちみがん)などを使って、
完治を目標に服用を続けます。
ただし、子供に苦い漢方を飲ませるのは、
大変なことだということは想像できます。
鼻炎の漢方薬は比較的即効性がありますが、
しっかり処方された分量を飲まなければ、効果が出ませんので、
子供には根気強く飲ませなければならないでしょう。