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髪ブラッシングは髪にも頭皮にもいい効果があります。
髪にツヤやハリを出したり、頭皮のマッサージ効果もあって、美髪にはおすすめなんです。
なので、できれば、毎日の習慣にしてほしいものです。
でもブラッシングがいいといっても、使うブラシによっては、逆に髪を傷めます。
では、ブラッシングに効果的で髪や頭皮に優しい素材とは、どんなものなのでしょうか。
おすすめの素材や髪型によって違う、ブラシ選びなどについて詳しくご紹介していきますね。
ヘアブラシの種類と特徴
ヘアブラシの素材にはいくつか種類があります。
ブラッシングには、静電気を発生させない、毛先のやわらかいものがおすすめです。
ブラシの形状は、先がとがっていないもので、目の粗いものがいいですね。
・ナイロン製のもの
軽くて摩擦が少なく、スムーズな髪通りです。
その反面、静電気が起きやすく、髪を傷めやすいんです。
・金属製のもの
弾力性がなく、硬いので頭皮や髪を傷つけやすいと言われています。
・木製のもの
静電気が起きにくく、頭皮には優しいですが、素材としては硬めですよね。
頭皮への力のかかり過ぎに注意が必要になります。
・豚毛や猪毛
髪に自然なツヤを与え、静電気を起こさない素材です。
毛先がやわらかいので、頭皮も傷めにくいものです。
理想的な、ブラシ素材として、いちばんおすすめです。
ただ、毛の密度が高いものは、髪が摩擦を、受けやすくなります。できるだけ、目の粗いものを選ぶようにしましょう。
・豚毛と猪毛どっちがいい?
豚毛と猪毛を比べると、豚毛のほうがやわらかめです。
猪毛は太めで硬く、コシがあります。
なので、細くやわらかい髪質の人には、豚毛がいいでしょう。
猪毛はかたくて、太めの髪でもしっかり頭皮まで届きます。
こちらは、猪毛のブラシ↓
さらに豚毛より、水分と油分が多いので、静電気が起こりにくく、枝毛の防止ができます。
毛の表面を整えてくれる効果もあるので、髪にツヤも出しやすいですね。
髪の長さ別おすすめブラシ
髪や頭皮を、傷めにくいのは、豚毛や猪毛だとわかりましたね。
では、ブラシ選びは、髪の長さによって変えたほうがいいんでしょうか。
・髪の短い人
髪質によって、豚毛と猪毛の選び方を考えれば、よいでしょう。
・髪の長い人
静電気が起きやすいので、猪毛のほうがおすすめです。
さらに、枝毛や切れ毛にもなりやすいため、目の粗いブラシを選びましょう。
ブラシのお手入れ方法とは?
ブラシを使い続けていると、髪の毛やホコリがたまってきてしまいますね。
そんな時、ブラシのお手入れ方法を知ってますか?
・プラスチックブラシの場合
1.洗面器に3~5プッシュほどのシャンプーを入れます。
2.シャンプーが溶けるようにブラシで泡立て、そこに一晩、ブラシをつけておきます。
何度か振れば、取りにくかった髪も落とすことができます。
4.十分すすいだら、柄の部分の水分をふき取ります。
毛を下にして、乾いたタオルに置いて乾かします。
・豚毛や猪毛ブラシの場合
原則として、水洗いはしないほうがいいと言われています。
水分によってカビの発生や、毛が抜けてしまう可能性があります。
それに、動物特有の臭いを強く感じるようになります。
もう1つブラシがあれば、かみ合わせて、汚れや髪をこすり取ってください。
くしでも構いません。それでも、洗わずにいることに抵抗がある人もいると思います。
その際は、プラスチック製と同じように、お手入れしても構いません。
ただし、直射日光やドライヤーで乾かさず、日かげに置いて、自然乾燥させましょう。
ブラシの毛先は必ず、下に向けて乾かしてくださいね。
まとめ
・ブラッシング用ブラシは豚毛や猪毛のものがおすすめ。
・豚毛ブラシは、髪が細く、やわらかい人や、髪の短い人向け。
・猪毛ブラシは、髪の量が多い人、硬い人向け。
髪の短い人にも向くが、特に髪の長い人にはおすすめ。(静電気防止、ツヤ出しのため)
・ブラシのお手入れは、シャンプーを溶かした、水かぬるま湯の中で振り洗いする。乾かす時は、毛先を下にして日かげで自然乾燥させる。