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風邪をひいた時、初めのうちはのどの痛みや鼻水が出始めますね。
そんな症状だけで軽く治まれば良いですが、時には微熱も出たりしませんか?
微熱が出ると何をするにもおっくうで、仕事や学校も休みたくなりますよね。でも、休めない事情がある時には、微熱を早く下げなくてはなりません。
そんな際に、ここに注意すれば、悪化させないというポイントがあるんです。
さらに、すぐに熱を下げる方法もまとめました。
今回は、わかっているようで実は知らない微熱や熱をすぐに下げる方法についてご紹介します。
目次
微熱がある時に気をつける4つのポイント
1.体を冷やさない
風邪をひいた時にまず注意すべきポイントです。
微熱が出た!ということは体がウイルスと戦っている証拠です。
そのためには、体に余計な負担をかけさせてはいけません。疲労や冷えは悪化のもとになってしまいます。温かくして、ゆっくり横になっているのがベストといえます。
※よくやる間違い!
【汗をかいて熱をさげる】
間違いではないですが、寒気や悪寒が継続している時は、まだ熱があがるので汗をかいたら体を冷やさないようしっかりと拭いてください。
熱があがる状態なのに、下げてしまうと治りが遅くなってしまうので要注意です。
2.入浴はぬるめのお湯でOK
37.5度までの微熱であれば、入浴しても問題ありません。ぬるめのお湯に15~20分程度、リラックスも兼ねてゆっくり入浴します。
湯冷めを防ぐために、脱衣所は温かくしておきましょう!
さらに、入浴後は早めに布団に入るようにした方が良いですね。
冷えは大敵なので、湯冷めしない内に布団の入りましょう!
3.食事は無理をしない
微熱がある時は、食欲が落ちることも多いと思います。
そんな時に、栄養を取ろうとして、無理に食べようとする人もいますね。でも、それは逆に体には良くないとされています。
食欲のままに食べられるものを食べられる分だけ、自然にまかせましょう。
体は正直です。その時その時で体が欲している状態があります。
※食事でよくある間違い
【マンガのように風邪を引いたときこそ肉を食べまくる】
いかにも治りそうですが、風邪のひきはじめで食欲ない時というのは、体に居ついたウイルス退治に忙しいので、体は消化器系に力を注げません。
この時に消化にエネルギーのいる肉などを食べるとそちらに力が注がれてしまい、回復に時間がかかるので要注意です。
食欲が出たら、しっかり食べて栄養をつけてくださいね!
4.解熱剤に頼らない
風邪による発熱は、ウイルスと体が戦うために起きる症状です。ですから、むやみに熱を下げようとしてはいけません。
早く熱を下げようとして、解熱剤を使いたい!という人もいると思います。でも、熱を抑えてしまうとかえって、微熱が続いたり治り際が悪くなります。
なぜかというと、熱を持つことで、戦っている細胞が働けなくなってしまうからです。体の自然な経過を妨げてしまうと、しっかり治しにくくなってしまうんです。
熱を出す力を、体が忘れないように薬に頼り過ぎないことも大事です。
微熱に効果バツグンな4つの方法とは?
1.コーヒーや小麦粉を控える
コーヒーは利尿作用がありますが、その反面、体を冷やします。
さらに、小麦粉の加工品も体が冷えるので、微熱がある時または寒気や悪寒があり熱が上がってきているは控えましょう。
2.生姜やニンニクを摂る
体を温めるためには、生姜湯などで生姜を摂るようにした方が良いです。梅肉エキスを生姜湯に入れて飲むとさらに効果アップです。
食欲があれば、生姜やニンニクを使った料理も体が温まり効果的です。
こちらは、そんな生姜などを使ったレシピを紹介しています!
参考にしてみてください↓
3.エキナセアを飲む
「エキナセア」とは、キク科のハーブで、免疫強化の効果があり、注目されています。
欧米では、常備薬として昔から用いられています。
消炎作用もあり、ウイルスによる炎症を和らげ熱を下げる効果があります。
サプリメントやハーブティーとして販売されています。
4.後頭部を温める
電子レンジで、濡らしたタオルを気持ち良い程度の熱さに温めます。
そして、後頭部に当てます。タオルがぬるくなったら、再度温めてください。
これを15分程度、繰り返すと、汗が出てきます。
そうなれば、熱がスムーズに下がりやすくなります。
血流促進と全身を温める効果がある為、体の免疫機能が高まり、また汗をかく事で、微熱を下げる効果もあります。さらにこの首を温めるは風邪に即効性の効き目があります。
※寒気が強いときは汗はしっかりと拭きましょう!
こちらは、その事について簡単に説明してくれてします。
「風邪を一日で治す方法」
すぐに熱を下げるたった2つの方法とは?
そうは言っても明日は休めない!すぐに熱を下げる方法が知りたいという方におすすめがあります。
方法は簡単です!
- 熱を上げきるタイミングを見逃さない
- 熱を冷ますタイミングを外さない
この2つだけです!
これをタイミング良くできれば、最短で体調は回復傾向に向かいます。
1)熱を上げきるタイミングを見逃さない
熱を上げきる!というのは、熱はある程度上がったあとは下がる傾向にあるからです。
そもそも熱が上がってくるのは、
- 体内で風邪ウイルスの増殖を抑制するため
- 白血球の機能を促進してウイルスを攻撃する
- 免疫系の機能を高めるため
という3つ理由があるからです。
なので、風邪で熱が出ているときは、この戦いが体内で行われている最中なのでそれを外からも助けてあげようというわけです。
また、熱をあげる手助けをするタイミングも重要です。
むやみに上げ続けてもしんどいので、ポイントを抑える必要があります。
そのポイントとは、
【寒気がなくなった時!】
です。
寒気がなくなれば、熱産生が落ち着いたことを示すので、寒気悪寒がなくなれば水分補給をして安静にするといいですよ。
また何とかこの段階までくれば、解熱剤や栄養ドリンクも効果的です。
解熱剤で熱を下げつつ、栄養剤で元気を取り戻して仕事にいく!大事な会議などがあればこれで乗り切れると思います。
ただ、これは一時的な処置のため、数日は安静が必要です。
たとえ体が一時的に軽くなってもまだウイルスはくすぶっているので、仕事終わりに飲み行きたくなっても我慢して数日は安静にしておいて下さいね。
2)熱を冷ますタイミングを外さない
熱を冷ますタイミングは、先ほどもお伝えした、寒気悪寒が止まり、熱が上がりきった後が有効です。
熱による体の影響は、ふらふらしたり、ぼーとしたり、と仕事に影響もあるので、なるべくなら熱を下げて仕事開始したいですよね。
正しい熱冷まし!クールダウンの方法!
- 熱を冷ますには、血液を冷やして上げると効果的
- 体の中の大きな血管が通っている所を冷やす
場所としては、わきやまた下に大きな動脈がと通っているので効果的です。
小さなアイスノンなどを使用すると簡単ですよ。
まとめ
微熱が出た時の対処法
- 体を冷やさないようにする
- 入浴する際にはぬるめのお湯にする
- 食事は無理をしない
- 解熱剤はできるだけ使わない
微熱を下げる効果的な方法
- コーヒーや小麦粉の加工品は控える
- 生姜やニンニクを努めて摂る
- エキナセアを飲む
- 後頭部を温める
熱を早く下げる方法
- 熱を上げきる
- 熱を冷ます
いかがでしたか?
最近はなかなか休めないとこも多いですからねw
今回紹介した方法を試して、なるべく早く回復してください!
お読み頂き、ありがとうございました。
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