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こんにちは、ユースケです。私は慢性の鼻炎で長年悩まされてきています。
今、このブログを覗いて頂いているという事は、私のように鼻水や鼻づまり、またその他の症状が長引いている方が多いのではないでしょうか?
副鼻腔炎は「蓄膿症(ちくのうしょう)」とも言われるので、すでにご存じと思います。聞いたことがあると思います。
これの副鼻腔炎には急性と慢性のものがあり、急性副鼻腔炎の場合、痛みや腫れの症状が出ることがあります。
頭痛や歯痛、目の下の痛み、視界がかすむ場合もあります。
つらいですよね。。
今回は、そんな副鼻腔炎の症状、頭痛や歯痛についてまとめてみました!
副鼻腔炎で頭痛・歯痛が起こる原因とは?
歯痛や頭痛は副鼻腔炎が急性に悪化した時に起こる症状です!
参考元:http://www.skincare-univ.com/article/009682/
副鼻腔炎には急性と慢性の二つの状態があります。少し詳しくご紹介しますね。
急性副鼻腔炎(歯痛や頭痛はココで起こる)
ウイルス性の風邪やアレルギー性鼻炎から起こるのが急性副鼻腔炎です。
急性副鼻腔炎では、炎症を起こした副鼻腔に痛みや腫れの症状があります。
さらに、症状が悪化すると、頭痛や歯痛などを引き起こします!
それは炎症により副鼻腔内で作られた膿で鼻腔内の圧力が高まるのが原因です。
さらに悪化すると炎症が脳や目にも広がる危険があります。
脳に進んでしまうと強い頭痛や意識障害を起こします!
目に広がった場合は、
- まぶたの腫れ
- 視力低下
- 失明
などの可能性もあります。
慢性副鼻腔炎
急性状態が8~12週間以上続いた場合、慢性副鼻腔炎となります。
体質や鼻の形によっても、慢性化しやすいですね。
慢性副鼻腔炎は、急性副鼻腔炎と違い、痛みもほとんどないのが特徴です。
症状としては、
- 鼻づまり
- 鼻汁
- 頭重感
などがあります。
こちらで急性と慢性の違いを分かりやすく漫画で紹介してくれます!
副鼻腔炎の有効な5つ治療法!
副鼻腔炎には、いくつかの治療方法があります。
頭痛には家庭療法(ツボ押し)
症状が比較的軽い場合は、効果的な方法もあります。
鼻水や鼻づまり、頭痛に効果的なツボというのがあります。
上星(じょうせい)
生え際から、親指の幅1本分上に、「上星(じょうせい)」というツボがあります。
人差し指で下方向に、10秒押したら、5秒離す動作を3セット行います。
こちらの動画で、上星のツボを紹介してくれます!
印堂(いんどう)
眉間のまん中に、「印堂(いんどう)」というツボもあります。
人差し指で、圧を感じる部分までゆっくり押していきます。
その後、3~5秒押して離す動作を3セット行います。
こちらの動画で、印堂のツボを紹介してくれてます!
迎香(げいこう)鼻通(びつう)
小鼻の左右には、「迎香(げいこう)」やその少し上に「鼻通(びつう)」というツボもあります。
人差し指の腹で回すように押します。
鼻通から鼻の付け根までさらに押すと効果的です。
こちらの動画で、迎香のツボを紹介してくれてます!
歯痛は耳鼻科と歯科で調整
急性期には歯性上顎洞炎(副鼻腔炎の症状が歯に影響している状態)に対して抗生剤などで細菌の感染を抑えて、炎症を鎮める処置をします。
続けてもし炎症が落ち着かない場合は、歯の状態(虫歯になっているか?歯周病になっているか?)によって根の治療か、抜歯を行います。
参考元:http://www.skincare-univ.com/article/009682/
歯痛がひどい場合はまずは、耳鼻科を受診しましょう!
薬物療法
急性副鼻腔炎には、消炎酵素薬、解熱鎮痛剤などの症状を抑える薬を服用します。
それらと共に抗菌剤の服用が一般的。
他にも、痰や鼻水を出しやすくする薬が処方されたりもします。
ネブライザー療法
抗菌薬やステロイド薬剤を鼻から吸い込む方法です。事前に鼻腔洗浄をしてから行います。
薬剤を霧状にして、副鼻腔へ送るので簡単な方法ですね。
しかも、苦痛をともなわずに、局所的に薬剤を到達させられます。
副作用が起こりにくいので、幼児や高齢者でも安心して行えます。
手術療法
薬物療法などを行っても、治らない場合には手術を行います。
炎症を起こした粘膜や鼻ポリープを取り除きます。
体への負担が軽いので、最近は内視鏡手術で行います。
安心ですねw
痛みや出血も少ないです。
ただ、手術後も鼻の中に炎症は残ります。残った炎症は、薬物療法やネブライザー療法などで治療をします。
そういった理由から完治までには時間がかかります。
まとめ
副鼻腔炎の頭痛や歯痛の原因
炎症によって、作られた膿で鼻腔内の圧力が高まるため
治療方法は、
- 家庭療法(ツボ押し)
- 歯痛は耳鼻科と歯科で調整
- 薬物療法
- ネブライザー療法
- 手術療法
大きくこの5つがあげられます。
いかかでしたか?自分に合った症状と、合う治療法を試してみて下さいね!
ですが、なかなか改善しない人はしっかりと病院で見てもらって下さい!