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かぜをひいた時よく食べたくなるのが甘い物!
その甘いもの、実はかぜの時にはよくないって知ってましたか?
風邪を引いた時に甘い物を食べてもいいか?悪いか?というと、結論としては、「あまり良くはない」です。
今回はかぜのときの甘いものの正しい取り方についてまとめてみました。
目次
実は甘い物はあまり食べないほうがいい
えっ?風邪ひくと甘い物ほしくなるけど・・
と思った方も多いかと思いますが、実は甘い物は風邪を引いた時はあまり食べないほうがいいんです。
その理由として、
- 風邪を引くと胃腸が弱る
- 甘い物(糖分)は胃に長く停滞して負担となる
- 血糖値が上がり過ぎると、その後、急激に下がり低血糖になる
- ビタミンB群不足になり、疲労感が出てくる
などがあります。順番に説明してみると、
1)風邪を引くと胃腸が弱る
風邪を引いた時は、免疫に対する抵抗力が低下しているんですよね。
胃腸は身体的にも精神的にもストレスに弱いため、風邪を引くと消化不良をおこしてしまうんです。
風邪を引くときは胃腸からという事もよくありますし、私もストレスで胃を壊して、風邪を引いた事があります。
なので、胃腸が弱っている時に、消化に悪い甘い物を食べると負担になるという事なんです。
2)甘い物(糖分)は胃に長く停滞して負担となる
次に、甘いもの(糖分)は消化されにくいものが多く、胃に長く停滞して、弱った胃腸に負担をかけ続けてしまう、やっかいな代物なんです。
3)血糖値が上がり過ぎると急激に下がり低血糖になる
さらに、甘い物を食べると血糖値というものが上昇しますが、その後インスリンというホルモンの影響で、急激に減少します。
血糖値が減少し、低血糖となると脳のエネルギー源となるブドウ糖も減少。
そうすると脳にエネルギーが供給されず、誤作動を起こして疲労感を感じてしまうんですね。
4)ビタミンB群不足になり、疲労感が出てくる
また、ビタミンB不足になるとエネルギー代謝が落ちます。
ビタミンBは甘い物のいわゆる糖分をエネルギーに変えるため、甘いものを取り過ぎると消費され過ぎて、ビタミン不足していきます。
ビタミンB不足→エネルギー不足になるため、疲労感を感じてしまうんです。
甘いけど消化がいいものはOK!
けど、甘いものが食べたい時はどうしたらいいのか?という時は、甘いけど消化がいいのもを取りましょう。
甘いけど消化いいものとは、
- カステラ
- ゼリー
- ビスケット
なんかですね。
アイスとか欲しいと思う人多いと思いますけど、アイスはダメです。
アイスは冷たいので刺激物となり、胃腸に負担がかかるので、ダメなんです。
欲しいからいいのでは?と思うかもしれませんが、いいか?悪いか?というと悪いです。
赤ちゃんが食べるおやつなんかがだいたい甘くても消化がいいもののようですね。
飲み物だとポカリとかアクエリアスとかを少量ずつ取るといいです。
甘い物で消化がいいのは、ブドウ糖を使用した食べ物。一番消化吸収がいいので、ブドウ糖は負担が少ないんです。
風邪の時の体にいい甘いものとは?
ずばり、
ハチミツ・レモン汁です!
これは疲労した体にすぐ栄養となり、エネルギーとなってくれます。
またビタミンCも含まれているので、疲労回復に役立ちます。
作り方
- 適当なビン
- レモン
- はちみつ
レモンとハチミツをビンに入れておくだけ。
飲み方
作ったはちみつ・レモン汁ををスプーン2・3杯コップに入れてお湯で薄めるだけ。
超簡単で飲みやいのでぜひ試してみてください。
風邪の時に甘い物を食べるなら気を付けておきたい事
甘い食べ物は風邪を引いたときは、「なるべく控える」けど、
- スポーツ飲料
- ゼリー(糖分少ないもの)
- カステラ
- ビスケット
などは、冷えておらず、胃腸を刺激しないので食べてもOK!
ハチミツ・レモン汁は簡単に作れるおすすめの甘い食べ物(飲み物)なので、ぜひ試してみてください。
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